周知のように、音響処理は高級音響システム、映画館の環境にとって重要性を持っている。大規模な公共劇場やコンサートホールでは、音響処理がどこでもある。音響減衰材料、音響試験、データ測定などを大量に使用することは、音場環境の音質、各方位席の観客に最適な音声体験を実現するための重要な保証である。昔の人々は認知と技術的な制約を受けて、よく視聴覚音場を作る時、前段階の防音処理を無視してしまった傾向がある。実際には、音響処理が必要な場合には防音処理を行った後、音場の「漏れ」現象を避けることができ、音場効果を保証して、外部の音に邪魔されずに純粋な音楽または影音体験を得ると同時に、内部視音による外界への干渉を回避することも可能である。今回、筆者は広東中山にある「広東邦達実業有限公司」に行って、防音材の開発についての見解と心得を味わった。次は、この会社および関連する最新の音響材料の研究開発の成果について紹介する。

高分子振動抑制、騒音低減、防音材の研究開発に専念している。

広東邦達実業有限公司（以下は「邦達」という）は1988年に設立され、設計研究開発、生産と販売を一体化した科学技術企業である。現在会社は主に高分子類の振動軽減、騒音低減、防音、密封、断熱、防湿などの製品を取り扱っている。会社は2009年に「国家ハイテク企業」と「広東省民営科学技術企業」に選ばれた。邦達は特にエアコンの減衰材の細分化業界での総合実力が長期にわたってリードしており、その傘下の「邦達」ブランドは2011年に「広東省著名商標」と認定された。

二十数年来、邦達はずっと人間に快適と静かな生活環境をもたらすことに取り組んでいて、その研究開発によって生産されたブチルゴムシリーズの減振材料製品は、幅広い応用分野を持っている。例えば、機械振動体に対する防振防音材（例えば、エアコン、食器洗い機、洗濯機など）、自動車の防振防音複合材料、自粘ブチルゴムの防湿巻物（主に建物の地下室、トイレなどのハイエンド防潮が必要な環境に応用される）など。この分野では、邦達の新素材に関する総合的な研究開発ハードウェアの実力はすでに国内トップレベルに達している（例えば、邦達実験センターの「片持ち梁共鳴法減衰性能試験」の設備は、現在配備されているのは国内の大規模な専門テスト機関の数だけである）。会社は市級工程研究開発センター、市級企業技術センター及びこれに適応した先進的な研究設備と経験豊富な専門工程技術人材を持っている。邦達はその長期的な蓄積の科学研究資源の優位に頼って、ずっと怠らずに振動軽減、防音、騒音低減などの分野について研究活動を展開している。